リンクを見つける

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人のお話を聞いていると、何か他分野のこととリンクする(つながったと思う)ことがあります。

そういうリンクが増えていくことが、純粋に楽しく面白いです。

今回は生活史と写真がリンクしたように感じられた内容です。

はじめに

岸政彦×石岡丈昇トークイベント 「ディテールを書く」をオンラインで聞きました。

社会学の新書は一般的な人より読んだことがあると思っていましたが、先生方のお話を聞いていると、自分は社会学を全く分かっていないと実感しました。

お二人のお話はとても面白く、手元の『生活史論集』を読みたい気持ちが高まりました。

トークイベントを聞いてとったメモが、写真を撮影していくこととリンクしている部分が気になったので、メモをブログ記事にしてみます。

(メモが良くなくて、今回の記事全般に間違っていたらごめんなさい)

(ディテールについてのメモはもう少し大きな枠組みでしかとらえられませんでしたので、ここでは使っていません)

写真について当たり前なことも含めて書いていきます。お時間よろしければご覧ください。

n=1だけど人間の本質を科学する

1人の人生は1回だけど、そこに普遍的な人間の本質は見えるというお話しだったかと思います。

写真が「今、ここで、この被写体」を撮れるのも、一期一会であり、一度きりの機会であっても、その写真から被写体の本質を写せるようになりたいと思っています。

対象について詳しくなる

(インタビューがうまくなるには?という問いに対して)

自分は写真を撮ることは好きで、編集も好きですが、被写体について詳しくなるという部分が非常に弱いなと、最近実感します。興味がある状態をどう維持管理していくかも大切でしょう。

人の人生はネタじゃない

際だった話を聞き出さなくてよい

(生活史のインタビューにおいて)

無理に物語としてもり立てたり、面白くしなくても、語りそのものが面白いというお話しであったかと。

私自身、写真をドラマチックに仕上げてエモーショナルな写真にすることに、何の疑問も持たなくなっています。Instagramでもそういう人がたくさんいるように見えます。

プロは広告写真を撮ることで生業を立てている人がほとんどでしょうから、その影響が強いのだと思います。その写真を見て、アマチュアもエモーショナルな写真を目指しているという構図なのかなと。

しかし最近は、写真がエモーショナル過ぎると感じることもあります。

今回のお話しを聞いていて、被写体と共犯関係になってネタにしていい場面と、そうで無くてもいい場面は、カメラを持つ人として意識したいと思いました。

と書きつつ、自分もエモーショナルな写真に仕上げようとしていることは、自覚していますが。

データを集めると論文になるわけじゃない

耳が痛いです。

写真は作品を作ってゆくプロセスで枚数を集めていくことは必要ですが、たくさん撮ったからといって作品ができるわけでは無い、と分かってはいるつもりですが。

飯食うのが大事

自分は頭でっかちになりがちで、きれい事を並べがちです。

泥水すすりながらでも飯が食えるようになることが大事という趣旨のお話しを聞いて、我が身を見直したいと思いました。身の丈を知るというか、足るを知るのも大事そうです。

生活することが、最近どんどん下手になっていると感じていて焦ります。自分にとって生活はそんなに簡単では無いです。みなさん生活できていてえらい。自分もまず生活できるようになりたいです。

残らない語りを残す

大阪城に住んだ人より、大阪城の石垣を積んだ人の話

自分が写真でやっていることは、これかなと思った一言でした。

世界は変化し続けていると感じていて、古いから良いとか、新しいから善という認識ではないのですが、世界の変化を受けとめて、一部でも記録し、後生に残せたらなと思っています。

それは、シャッターを切ったときに、被写体が存在してくれて、そこに居合わせた自分があることへの感謝であるようにも思います。

でも多くの人は、そうした感覚で写真を撮ってはいないのかもとも思います。

一方で、そうした際立っていない写真を他人に見てもらうときは、何らかのストーリーが存在した方が受け入れやすいのも明らかで。

断片である写真を見てもらえるようにできることは、自分は十分できていないと思っていて、考えて作っていくようにしていきたいと思いました。

おわりに

「自分は他者は理解できない」と最近思い始めていました。

トークイベントで拝見した現在のお二人は、誠実に人と長年向きあい続けてきた姿で、一足飛びであんなにカッコ良くなれないことは、トークイベントでも伝わってきました。

それでもカッコ良くて面白い大人が存在することは、大事だなと思います。そこに夢や希望があるから。

自分はまず生活できるようにしていきたいと思います。

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