これでいいということ

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坂口恭平『継続するコツ』を読みました。

坂口さんの本を読むことに自分では意外さがありました。坂口さんのことはTwitterで少し知っているくらいですが、ツイートから理屈が読みとれていなかったからです。
ところがKindleで本書を気になって試し読みしてみたところ、今の自分に必要な本だと確信して購入しました。

目標管理ではない方法で

私は写真活動を継続することはできていると認識していたのです。ですから継続するコツは、正直必要ないと思っていました。

しかし、坂口さんは目標を管理する方法ではなく、目の前のやりたい制作を継続することこそが大切であり、継続する上でつまづきやすいポイントを例示し、思考のつまづきについて見方を変えてみること勧めています。

目標管理など管理がうまくできないと悩んでいた私には、助け船になる本でした。

本書はダイナミックにリニアに文章を書かれたように読めましたが、つまづきポイントについては相当網羅的です。

継続から考える幸せ

ここ3年くらい、私は会社組織で働ける人間になろうとしていましたが、まったく人付き合いもできない、職能もないポンコツ人間だとしか思えず、自分に絶望し続けていました。


坂口さんは、会社組織では働けずとも創作活動で作品制作を継続することで、幸せになれると書かれています。

話には寄り道がありつつも、具体的に制作を継続する心構えや考え方、実際の手法、病とのつきあい方などなど、坂口さんが実際にどういう道筋で「制作を継続することが幸せ」であると執筆の中で発見したのか、過程を楽しく読めました。

コロナ禍の影響もあったのかも

自分はこの3年そんなに楽しくないことをして人生を過ごそうとしていたのだな、という気づきが読後にありました。


コロナ禍で生活全般が息苦しくなって、苦し紛れに情報を浅瀬で浴びるようにみているつもりが、濁流に飲み込まれていたのでしょう。結果的に視野が狭くなっていたのかもしれません。制作が楽しいなら、制作を継続するでいいのです。(会社で楽しい仕事を見つけているなら、勤務を継続するでもいいのです)

おわりに

制作する中で、他人の作品とまったく比較しないことは難しいですが、自分を否定してくる他人とは離れ、あるいは自分への評価は必要ないと考え、そして自分を自分で否定しないことを心がければ、光に向かって芽が伸びるように生きていける、今はそんな気がしています。

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