こんにちは。
10月はひさしぶりにポートレート撮影の機会がありました。場所は京都府立植物園。モデルはふたばさん。4年ぶりにふたばさんにお会いして充実した撮影ができ、とても楽しかったです。
今回のブログで使用している写真の枚数は多くないですが、よろしければご覧になっていってください。
使用機材:【カメラ】Canon6D mk2、【レンズ】EF24-70 mm F2.8L、EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
ふたばさん
ふたばさんを撮影しているときは明確にわかっていなかったのですが、お顔の表情だけでなく、腕や手の表情が豊かなモデルさんであることがモニターで見るとあきらかでした。
同じ表情という写真がほとんどなく、「すごいモデルさんだ……!」と小学生並の感想ですが、思わずにはいられませんでした。
撮影ログ
撮影時刻は15時過ぎからスタート。青空の広がる良いお天気でした。
ホワイトミスト
前半はホワイトミスト(+EF 24-70 mm F2.8L)フィルター(ケンコー)を使用しました。
ホワイトミストNo.1は、ハイライトとシャドウのコントラストを抑え、全体を淡い色調にしつつ、ほんのりと柔らかな描写にします。逆光時にはオールドレンズのフレアのように、光に包まれるような拡散効果が得られます。
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/soft/whitemist_no1.html
淡い色調で撮影できることがある程度わかりました。ズームレンズを使用して撮影しましたが、ズーム端で効果が強くなると書かれていることも、その通りだと感じました。
「逆光は勝利!」となる場所を探してふたばさんを撮影し、撮影時は写真に満足していたのですが、帰宅してモニターで確認するとピントを外しているか、数センチずれている写真が多かったです。
EF24-70 mm F2.8Lは古いレンズで元々ピントを外しがちです。そこに逆光条件となると厳しいようで、さらにフィルターを付けて撮影したため、ピントを外した写真が量産されてしまったのかなと。ひさしぶりのポートレート撮影で、フィルターの効果が見えたことに喜んでしまい、チェックが甘かったことが悔やまれます。
でもふたばさんの表情を上手く撮れた写真も少なからずあったので、うれしかったです。
(画像はクリックすると大きく表示されます)
ブラックミスト
後半はブラックミストNo.5(+EF100mm F2.8Lマクロ IS USM)を使用して撮影しました。
ハイライトとシャドウ部のコントラストを抑え、柔らかな描写にします。
「No.05」は夜景や逆光撮影に特におすすめです。
https://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/soft/blackmist_no05.html
ブラックミストNo.5はこれまでも使用してきた経験があるのですが、ポートレート撮影では初の使用になりました。EF100mm F2.8Lマクロ IS USMに装着しての使用ですが、こちらのレンズも10年以上前に発売された新しくはないレンズです。逆光条件では少しピント合わせが苦手な様子でした。(もしくはカメラがそもそも逆光でのピント合わせが苦手なのかもしれません)
ホワイトミストより落ち着いた光の溢れ方になります。色味はオレンジなどが濃くでているようです。
(画像はクリックすると大きく表示されます)
おわりに
反省点としては、ピントを外しやすい条件下での確認をもっとしっかりすること。ガジェットを持っているならタブレットPCなどでチェックすることでしょう。(今の私は持っていませんが)
ホワイトミストもブラックミストも、ポートレート撮影で使用してみたかったフィルターです。もっとポートレート撮影も回数を重ねたいと思えるようになっているのは、ふたばさんというモデルさん在ってのことだとも思います。
またポートレート撮影できる機会があると、良い写真をお見せできるかもしれません。
ではまた。
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