散髪で思ったこと

日記

いつからか髪を切りに行くのが苦手になり、近年は髪型がボサボサになったり、ギザギザになったりしていた。

薄くなってもまた伸びる髪はまだ残っているので、「どうせまた切らねばならぬ、面倒な」と思っていたし、たとえギザギザでも帽子をかぶれば関係ないと思っていた。

なじみの店がないし、どこへいっても居心地が悪かったのもある。自分の髪型はどうでもよかった。

今回はじめて行った店は、Webで予約できた。HPは存在せず、店内や店主の情報がほとんどないが、Webで予約できる点が自分に合う店に思えた。

予約の時間に行ってみると、個室の店で1度に1人しか対応できない店だった。そして、店主は私よりひと回りくらい年上のようだ。

どのくらいの長さに切るかの話で、私がとにかく短くしたいという要望を受けて、ヘアカタログを見せつつ店主が提案してくれたので、仕上がりを店主と共有できたのだろう。良い仕上がりになったと思う。

途中で「今、何分経過しているか」が1回気になった程度で、散髪は終わった。時間自体は長かったけれど、苦痛に感じる時間がなかった。普段なら後どれくらいで終わるだろう、と何度も思うのだけれど。

快適に過ごせているか、店主が常に様子を見て細かい気遣いをしてくれたのだと思う。

髪を切ってもらうことで、「自分を大切にするってこういうことか」と思った。

今までの散髪は安くて早いに振り切っていて、自分を大切にできているか怪しい。髪型がボサボサだったり、ギザギザな姿を毎日鏡で見るのは、自分を大切にできていないことを毎日確認して、自暴自棄になっていくようなモノなのだとも思った。

ただ伸びた髪を切るだけではなく、ヘルシーな自分を維持することを、今後は意識したいと思う。

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